ひらめきの正体と設計 小さなきっかけを大きな違いに
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募集期間:2025/9/16(火)−2025/10/15(水)

ひらめきの正体と設計 |小さなきっかけを大きな違いに

中野 浩明

  • Webデザイン
  • アートディレクション
中野 浩明

中野 浩明

THREE, L/O

Web Designer / Art Director

X Web

Webデザイナー・アートディレクター。1981年新潟県生まれ、新潟市在住。大学卒業後、独学でグラフィックデザインとWebデザインを学びながら、2015年より株式会社スリーに所属し、数々のプロジェクトに参加。2024年にはクリエイティブディレクターの堅田佳一とともにクリエイティブユニットL/Oを共同設立。ブランディングに資するデザインを得意としながら、音楽、アート、ものづくり、スタートアップ、クリエイティブスタジオなど日本各地の多種多様な業種のクライアントワークを手がける。Web設計・制作を中心にプロデュースからアートディレクション、グラフィックデザインまで幅広いクリエイティブ活動を展開している。

インタビュー
iDID Magazine / ただ、うまくなりたい。それだけなんです。

制作実績

Overview

偶然を意図的に手繰り寄せたい

デザインという活動をしていると、産みの苦しみといった「ひらめき待ち」の場面に頻繁に遭遇します。正直なところ私は再現性の見出しづらい偶然のひらめきのおもしろさに取り憑かれてしまっていることも確かです。アイデアが降ってくる瞬間や予想打にしない結びつきが生まれる瞬間には、確実に魔法のような高揚感があります。

ただ、それだけに頼っているとクライアントワークでは行き詰まることが多いのも確かです。偶然の素晴らしさは肯定しながらも、その偶然をもっと意図的に手繰り寄せる方法があるのではないか。そう考えながらこのコースの内容を考えました。

このコースは、実際のクライアントワークを題材に、ひらめきを再現可能なプロセスとして設計してみる試みです。実を言うと、私自身がひらめきの再現性について明確な答えを持っているわけではありません。むしろ、この問題に対して何かしらの解を見つけたいと思ったからこそ、このコースを企画しました。答えをお教えるのではなく、一緒に見つけに行く。皆さんのプロセスを観察し、対話することで、ひらめきのメカニズムについて一緒に考えていきたいと思っています。

(01)

架空ではなく、現実の課題で実践する

このコースでは私がブランド表現の監修を担当している実在のブランドを対象に、最終アウトプットをWebデザインとして実践を進めます。

架空クライアントを想像で捕捉するのではなく、現実に事業を展開し、市場で競争しているブランドを扱います。当然、制約も複雑で、答えも明確ではありませんが、実案件ならではの複雑な課題に向き合うことで、リアルな実践の場にしたいと考えています。

また各回の思考や成果物に対してのフィードバックも、実際のビジネス文脈での判断や選択を絡めることで、このコースが実務に直結する経験として定着することを目指します。

(02)

世界を捕捉し、こじつけ、定着させる

はじめに対象ブランドを立体的に理解することからスタートします。事実を理解し、現場の声を聞き、市場の特性を把握する。(実ユーザーのインタビューなど、リアルな情報を共有します。)その上で、無限に広がる可能性の中から、あなたなりの視点でアイデアにに繋がりそうなものを「制約」として設定してもらいます。制約は課題、価値、事業、強み、人格、特徴、それらの掛け合わせなどなんでも構いません。それらの制約とあなたの直感をフィルターにリファレンスを蒐集します。この段階で既に、同じブランドを見ても人によって全く違うリファレンスが集まります。この違いや筋の良さが後々の表現の差となって現れるので、ここは丁寧に時間をかけて進めたいと思っています。(セッション外で個別に1on1なども計画しています)

2つ目のフェーズが核心部分です。蒐集したリファレンスとプロジェクトの与件やクライアントのニーズを強引に接続し、形にしていきます。制約と直感でフィルターした参照と、現実的な要件やお題を結びつけることで生まれる化学反応を狙います。そして、このこじつけを高精度なプロトタイピングで検証することで、当初思い描いていた「確からしさ」がどれほど確かだったかを、客観的に推し量っていきます。

最後のフェーズでは、部分的なひらめきから全体的な体験を導き出し、論理的な説明に翻訳します。これができると、ひらめきがデザインへと定着し、チームやクライアントに対して創造的判断の根拠を明確に伝えられるようになると考えています。

こんな方におすすめ

  • 似たような表現に落ち着いてしまいがちで、抜け出したいと思っている方
  • 現実のクライアントが抱えるリアルな課題に取り組みたい方
  • 限られた条件を障害ではなく、創造の武器として活用できるようになりたい方
  • 要望の枠に収まらない提案をしたいと思っている方
  • 直感的なアイデアを自信を持って提案できるようになりたい方

Course Outline

コース要項

コース名 ひらめきの正体と設計 小さなきっかけを大きな違いに【第一期】
開催場所 オンライン
料金
99,000円(税込)
※初めてご受講される方は、iDID登録料(税込:11,000円)が別途かかります。オープンキャンペーンで無料🎉
定員 10名
募集期間 2025/9/16(火)−2025/10/15(水)
スケジュール
GUIDANCE 2025/11/07(金) 20:00~21:00
ガイダンス + プロジェクト公開
・実例をもとにしたひらめきのプロセス紹介
・対象ブランドの事業理解と現状把握
SESSION 1 2025/11/21(金) 20:00~21:30
1. あなただけの制約を定義
SESSION 2 2025/12/05(金) 20:00~21:30
2. 制約に基づいたリファレンスの蒐集
SESSION 3 2025/12/19(金) 20:00~21:30
3. 表現と制約をこじつけ、かたちにする1(方向性決め)
SESSION 4 2026/01/09(金) 20:00~21:30
4. 表現と制約をこじつけ、かたちにする2(かたちづくり)
SESSION 5 2026/01/23(金) 20:00~21:30
5. こじつけの確からしさを検証する(高精度プロトタイピング)
SESSION 6 2026/02/06(金) 20:00~21:30
6.ひらめきをデザインへ定着させる
・ひらめきを必然へ。部分から全体を導く
・直感から論理への変換。"伝わる"デザインを"伝える"姿勢
CLOSING 2026/02/20(金) 20:00~21:00
振り返り

※マスターの都合により、日程およびセッション内容は変更の可能性があります。ご了承ください。

受講条件
  • Webデザインを自身で企画・制作・提案できる程度のスキルをお持ちの方
  • Figmaが使用できる方(無料アカウントで構いません)
  • Googleアカウントをご準備できる方(Google Classroomを利用します)
  • オンラインでの受講となりますので、安定したインターネット回線をご準備できる方
  • 話しやすい環境づくりのため、Webカメラは基本的にONでお願いします
  • アーカイブ配信は予定しておりませんので、スケジュールの確保をお願いいたします(欠席・遅刻のご連絡は不要です)

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コースのお申し込み

今期の募集期間は終了いたしました。
たくさんのお申し込みありがとうございました。