2025.12.04

1/20(火)開講【mount inc. 岡部 健二】のエンジニアリングコースが本日より受付開始です

Webサイトの表現を企画できるエンジニアになろう

自分が関わったWebサイトについて、「実装を担当しました」ではなく「自分がつくりました」と自信をもって言うことができますか?

と聞いておきながら、私自身が自信満々に言えるかというと怪しいことも多いのですが…。
それでも、やはりいくつかのWebサイトでは「自分がその表現を生み出す中心にいた」という確かな実感があります。その手応えは、ただただ支給されるデザインを実装するだけのときとは明確に違うものです。

ここで注意したいのは、「表現から企画して、自己肯定感をあげていこう」が趣旨ではないということです。

上流工程から関わるというのは、実装以外にも責任をもつということの裏返しでもあります。
自分の守備範囲に閉じて安全な場所から企画やデザインにケチをつけても、誰も聞いてくれません。
サイト作りの前段から関わる以上、できあがったサイトが良くならなかったとして、それを手前の工程のせいにすることはできません。つまり自分の意識を「良い実装をしよう」から「このWebサイトを “全体として” 良いものにするんだ」に変える必要があります。

同時に、「上流にこそ価値がある」とも考えてはいません。
アイディアを提案して終わりではなく、やはりそれを自分でつくることに価値があると考えています。
手を動かす人だからこそ思いつくという面もあれば、自分で考えた無理目な企画を、冷や汗垂らしながら実装している姿にこそロマンがあります。

さらにお伝えしたいのは、決してデザイナーを軽視しているわけではないということです。
アートディレクターが表現の方針を決めることは多いと思いますが、「とんでもなく良いもの」を目指す場合、1人だと難しいケースがあります。
1人だと難しいのはデザイナーだろうとエンジニアだろうと同じです。
そんなときに頼れる相棒として一緒に「企画に悩めるエンジニア」を1人でも増やしたいと考えています。

その先に「まだ世の中にないもの」を目指して切磋琢磨できるチームが増えたらいいな、というのが本コースの真の目的です。

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